令和4年一泊写生会

2022年5月29日〜30日

参加者:卯野先生を含む16名(ゲスト1名)
    男性11名 女性5名
場 所:丹沢湖、中川温泉の近隣


 皆様の不安と期待で待っていた一泊写生会は、心がけが良かったのか2日間とも快晴でした。
バスは桜木町駅構内から定刻9時に出発しまして交通渋滞があったものの昼前にはめざす中川温泉「信玄館」に到着しました。途中雄大な山々に感嘆しているうちに2時間半かかったでしょうか。現地に到着と同時に皆さん我先にと写生地をめざして三々五々に散っていかれました。夕食は、旬采や地物を使ったそざいの味を生かした料理で服飾の種類の多さには満足でした。宿は、山男のこのみそうな素朴なイメージの旅館で鎧や昔の方が身につけた着物などが飾ってありました。お酒は地酒がだされたようで皆さん好んで召し上がっておられました。楽しかった思い出は、旅館の方の許可を得て歌を皆さんで合唱できた事でしょうか。古関裕而さん作曲の「長崎の鐘」や田村しげるさん作曲「白い花の咲く頃」など合唱しました。夏目さんの美しい歌声も久しぶりに聞く事が出来ました。また八杉さんがチャーチル会の歌「ああ楽し」の2番をあらたに作詞をしてくださり、元気に皆さんで歌いました。更に長谷川さんのイタリア歌劇の独唱がありまして充実した1日目でした。
2日目は,数人を残して大方バスで移動し丹沢湖のダム駐車場を拠点としてお好みの方向へ向かいスケッチしました、丹沢湖は新緑の山々に囲まれほぼ満水状態で、湖面の変化に翻弄されながらもまた構造物を巧みに取り入れて描きました、皆さんそれぞれに暑い中熱心に絵を描かれた様子でした。
卯野先生の講評のお言葉は、皆さん2作品ずつ描かれ素晴らしい事だと思いますとお褒めの言葉を頂きました、そして山奥に来られたので空気感を感ずる事が出来るような絵を描く事が出来たのではと「空気遠近法」を体感出来た事と思います。事故も無く皆様無事に帰られた事が成果でした。

後澤かず江 紀

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