2025年6月2日デッサン会

1.	日時:2025年6月2日(月)
2. 場所:横浜市文化技能会館
3. 講師:湯山俊久先生
4. 内容:着衣女性(黒とベージュのロングドレスにストール) 
5. 参加人数:21名
6. 講評概要:個別のコメントではなく全体の講評を頂きました。
・表面的な表情を描こうとするのではなく、また見えた通り描こうというのではなく、
 組み立て、造形を解釈しながら描くようにしてほしい。「造形解釈」という言葉を使っている。光線、立体、平面がどうなっているのか考えて描く。
・横顔を描いているのに正面から描く人がいる。鼻の筋、両目の位置がどうなっているのか考えてほしい。目鼻を描くというより顔の凹凸を描くと思って描いてほしい。
・今回はモデルさんに顔の向きと身体の向きが異なるようにポーズしてもらった。両肩の傾きを見てほしい。顔が傾いている側の方は短く、反対側は長く見える。
・顔は赤くない。赤の絵の具を使わない方が良い。
・休憩時間に距離を取って自分の絵を見てほしい。
・鏡を使って自分の絵を見ると不適切なところがすぐわかるので試してほしい。

  6月のさわやかな日に総勢21名の参加者を得て活気あふれるデッサン会でした。
湯山先生には今年の1月以来2回目のご登壇を頂きました。基本の基を温かくご指導くださいました。1月のデッサン会でのお話しと同じ点がいくつかありましたので、いつも基本に立ち戻って取り組まなければと自戒いたしました。
デッサン会幹事 髙田知惠子