令和4年5月の写生会

日時;5月8日(日)

場所;藤沢 龍口寺

講師;湯山講師(日展理事)

参加者;有森、井上、後澤、小林、斉藤(森)、酒井、高井、長谷川、正木、水沢、宮本、八杉(12名)

 

午前中は五月晴れ、午後は少し曇りがちの日曜日、場所は江の島近くの日蓮宗霊跡本山龍口寺。ここには観光客も殆ど訪れなく静かな境内で、緑に映えた古刹を思い思いの角度から描いた。中には2~3枚も描いた人や、更に余裕のある人は山門前の道路を直角に曲がって走る江の電を正面から絶好のポイントで描いた人もいた。

湯山講師による講評はいつものことながら、それぞれの感性を尊重され、特徴、工夫したところ、いいところを褒め、やる気を起こさせていただいた。

解散後、湯山講師及び都合のつくひと10名は、長谷川さんの幼な友達のすし屋さんで気勢を上げ楽しい1日を終わった。

 

<総評>

・いつものことながら、チャーチル会のみなさんのレベルは高い。

・構図が一番大事である。

テーマは何か、製作意図をはっきりと、描きたいものを主体にどこを中心にし、どこを省略するか。(主役脇役を明確に)

・固定観念、先入観(空は青、木の幹は茶色等)を捨て、よく見て変化をつけること。

・個性的な絵を描くように。

・下がってみて、自分の位置、距離感を確認すること(目は必ず錯覚がある)

・塗り込まない、説明的にしない、全体のバランスが大切。

・現場写生の醍醐味は臨場感で手を入れたい部分があっても、途中で手を入れないこと。

・強さがどこも同じでなく抑揚を心掛ける。(目を細めてみて、近景、中景、遠景を同じようなタッチで描かないで変化をつける)

・描きすぎないように筆置きどころが大切。

・建物は正面から、斜めから、下から見上げる、上から見下ろす等見る位置によって角度が変わる。(消失点向かって傾斜していく)

・五重塔の反り返った屋根のそれぞれの角度は平行ではない。1階ごとにわずかに違う。地面も斜めから見ると傾斜している。

・ペンで描くのは消せないので、緊張感のある線になり、上達の秘訣の一つである。

・鉛筆の先を尖らせて描くと力強さがでる。

 

<個別の絵からの指摘>

・空を青一色に塗るのは俗っぽい。

・建物の背景の木立は大切な部分でいい加減に描かないこと

・地面の調子は強調しない方がいい

・近景を大きく描くと重量観が出る。

・大きい画面は力強い

・五重塔への目の動き(動勢)を意識した絵である

・つぶした下絵が浮かぶのは思わぬ効果がでる。

 逆に不自然さもでるのでそれに溺れないように気をつけること。

・窓の中は思ったより暗い

・五重塔を見下ろす構図は魅力的である。

・木の枝ぶりを近景中景遠景で変化させている。

・意識的に塗り残し白のままのところがいい。

・五重塔に的を絞って縦ポーズで描いたところがしゃれている。

・五重塔は全体で一塊に捉えること

・空を着色しない手もある。

 

最後に 思いついた替え歌(童謡「村の船頭さん」のメロディで)

    チャーチルカーイの 写生会は

    みんな おばあさん おじいさん

    年を取っても 絵筆を取ったときは

    元気いっぱい 腕がなる

    ソレ ヤットコ ヤットコ ヤットコサ

八杉 記

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