2025年10月6日のデッサン会

10月6日デッサン会

1.日時:10月6日(月)
2.場所:横浜市技能文化会館
3.講師:舟木誠一郎先生
4.テーマ:ガラス花瓶に生けた花
5.参加者:19名
6.内容:
・今回のテーマは久しぶりの静物でした。
・4つのテーブルに置いたガラス花瓶に生けた花を皆で囲んで描きました。菊、ケイトウ、リンドウ、ススキ、トルコ桔梗、カスミソウなどに緑の葉を加えました。
・舟木先生から一人ひとりの作品に講評を頂きました。以下、その概要です。
・主役の花はどれになるのか考えて描く。赤は主役になりやすい。緑の葉の中の白も主役になる。紫は主役になりにくいので濃いピンクを入れると良い。
・花瓶にケイトウが2本はいっていたら大きさ、色の濃さをそれぞれ若干変えて差をつけて描く。同じものならどちらか一つを主役にする。
・ガラス花瓶の中の茎は色や太さを変化させると良い。緑を塗って乾いたあと水をわずかに付けた筆でサッとなぞる
・花瓶がテーブルに置いてある感じが出るように、花瓶の着地点を意識する。テーブルにある花瓶の影を強めに、根本の方を強く描く。花瓶の左右で色の強さを変える。背景の濃さを変えるのも良い。花瓶が主役になることもある。 濃いものの隣に薄い色を塗ると図が浮き出てくる。花瓶は線だけで描くのが良いということもある。背景は何も描かないこともある。

・ようやく過ごしやすくなった10月の昼下がり、秋の花たちをじっくり眺めて描いて秋を味わうことができました。

(デッサン会幹事・髙田知惠子)