2025年3月3日デッサン会

2025年3月3日デッサン会

1. 日時:2025年3月3日(月)
2. 場所:横浜市文化技能会館
3. 講師:常世隆 先生
4. 内容:ドイツの民俗衣装ディアンドルを着た女性。 
5. 参加人数:14名
6. 講評概要:個別にご指導頂き、全員向けのコメントも頂きました。
・上手に描こうとしなくて良い。バランスを取ることが大事。
・モデルの長い髪で首や肩が隠れていても肩の位置を確かめて描くことが大事。
・目は凹凸で表現、鼻は直方体、額は三面、顔は球体と考えて描く。上唇は下を向いているので暗く、下唇は光が当たるので明るく描く。
・背景は工夫して描く。紙を水で濡らしてから青を塗りそのうえに赤を置くと滲んで紫がムラに浮かんで面白くなる。画面全体にベッタリ塗るというより画面の左右上下を白く残すのも良い。
・水彩で白は用紙を塗らずに残して白をあらわす。
・アクリル絵の具はすぐ乾くので大胆に描いても大丈夫。後で修正できる。
・水彩画の上にアクリルで描くのはOK.
・油絵の下絵に木炭で描いたら粉をよく払わないと絵の具が乗らない。
・アクリルで描くときは薄い色で描き、失敗してもその上から濃い色を塗ればよい。
・アクリルでお薦めはゴールデン。

朝から雨風が強く午後には雪のちらつく日でしたが14名の会員が集まりました。
常世先生の軽妙な語り口のアドバイスで終始和やかなデッサン会でした。
モデルさんの着用したディアンドルは袖がたっぷりした白いブラウスに青のスカート、青いチェックのエプロンという大人っぽいさわやかな雰囲気のものでした。

(記録:髙田知惠子)